安倍政治継承未来なし 共産党衆院比例予定候補が決意
9月19日、北九州市と福岡市で笠井亮衆院議員を迎えた街頭演説会で、田村貴昭衆院議員、まじま省三衆院九州・沖縄ブロック比例予定候補(福岡9区重複)が決意を語りました。両候補の訴えの要旨を紹介します。
「米軍施設化させない」 田村貴昭衆院議員(比例代表予定候補)
憲法違反、政治私物化、強権の安倍政権を菅首相は引き継ぐと言っていますが、この政治に未来がないのは明らかです。衆院選で九州・沖縄で比例2議席以上を果たし、与野党逆転、新しい連立政権をつくる先頭に立って頑張ります。
戦争をする体制が九州で進められようとしています。福岡県の航空自衛隊築城基地では米軍使用のための滑走路延長などが地元の反対を押し切って強行され、鹿児島県・馬毛島には法外な160億円を投じて訓練施設として米軍に差し出す計画です。必ずはね返していきたい。
日本共産党はコロナ対策、災害対策で国民の願いを前に進めてきました。政府が絶対できないと言っていた災害の一部損壊、半壊世帯への支援も国会論戦で切り開いて支払われるようになりました。
国民本位で政治を動かす日本共産党の議席を大きく伸ばしてください。この党が大きくなることが平和とくらしを守る最大の保障になります。
「暮らし託された議席」 まじま省三衆院九州沖縄ブロック比例予定候補(福岡9区重複)
菅首相が苦労人といわれていますけど冗談ではありません。安倍政治をその中枢で推進し、苦労させられているのは国民の方です。
安倍政権のもとで非正規雇用ばかりが増えました。景気が悪くなればたちまち使い捨て。党議員のもとには、財布の中身が数百円になって相談に駆け込む方がいます。
年金や生活保護は減らし続ける一方、医療や介護の負担は増やし続け、食べていけない高齢者か山ほどいます。炎天下、80代、90代の方が交通整理をする。自公政権は高齢者が働かないと食べていけない国にしています。
国がこのような悪政を行うなかで、国民をコロナ禍や豪雨災害が襲っています。苦しむ方々の話をたくさん聞いてきました。聞けば聞くほど自分か声を直接国会に持って帰れないことがつらいです。
日本共産党の議席は国民の命と暮らしが託された議席です。衆院比例で大きく躍進、市民と野党の共闘の勝利に頑張ろうではありませんか。(しんぶん赤旗 2020年9月22日)