さわやかな伊都の風につつまれ、TPP参加断固阻止の思いさらに強く
2013.4.25
最後の演説場所、前原駅南側にかけつけてくださった地元のみなさんとパチリ。みんないい笑顔でしょ。私も励まされました。ありがとうございました。
おなかいっぱい、元気いっぱいになり、午後は、晴天にめぐまれ、美しい海と田園と山に囲まれた糸島市内4か所で、「まちかど演説」。さわやかな風が吹き抜けるなか、上着も脱いで、シャツの袖をまくって、「さわやか」に演説しました。応援にかけつけた近所の党員、後援会会員のみなさんと握手。「いい演説だった」とおほめの言葉も。左は、古川忠正糸島市議。
お昼は、午前中、県の大型宣伝車で街頭宣伝をしてきた、伊藤千代子、檜和田正子・両糸島市議、運転手の藤川さんと合流し、『牧のうどん』で。写真は、藤川さんが注文した『味噌』をトッピングしたうどん(初めて見た)。私は、『野菜のかき揚げ+肉うどん』。
本日は、終日、糸島市で行動。午前中は、古川忠正糸島市議といっしょに、JA糸島(糸島農業協同組合)・中村俊介組合長、同・中原国裕糸島支店長、同・進藤孝則志摩支店長、同・久保聖一引津支店長、同・田中浩一加布里支店長など、JA関係者、自治労糸島市職員労働組合の庄島明宏委員長などを訪問。
はじめは、「なにごとですか」っておっしゃるんですが、「TPPについて、現局面でのみなさんの思いやご意見を聞かせていただきたい」と話すと、堰を切ったように・・・。
「自民党は『断固反対』って言って勝ったんだから、本来TPP参加はできないはず。自民党の公約違反に農政連のなかで、『推薦を取り消すべきだ』という声も上がっている。共産党は断固反対で頑張ってください」
「総選挙で通った新人議員(自民党)に、『あとのことは心配せずに、(TPP断固反対)でたたかえ』と励ましているが、・・・」
「国会で批准するまで、いや、そのあとも、日本農業、日本の国の形をまもるために、断固反対でたたかうというのが、われわれと農家の決意です」
「大手マスコミの報道、世論誘導はひどい。真実を伝えているのは、『農業新聞』と『赤旗』ぐらいですね」
「国民にTPPの真実を知ってほしいが、われわれも力不足。ぜひ、力を貸してほしい」
「世界的な食糧危機が間違いなく来る。そうなると、いま輸出している国も、まず自国民を優先するだろう。日本はたいへんなことになる」
「農業がだめになったら、耕作放棄地も増え、水害など国土が保全できなくなる。都市で生活してる人たちにも、農業の多面的機能を理解してほしい」
「所得補償だけでは農家の意欲が生まれない。産業として成り立つようにしてほしい」
「首相は大規模化っていうが、そんなことしても、アメリカやオーストラリアの規模には太刀打ちできんのははっきりしている。そんなこともわかっていないのかと二重に腹が立つ」
「国の方針に沿って、コメや麦の経営安定化策のメドがやっとたったところ。TPPなんて言われたら、農業の将来像が描けない」
「売掛金の未払いが増えており、いまでも農家の経営はきびしい」
「政治的に(自民党推薦の見送りを)思い切らないかんときにきているが、受け皿になるところがないですからなあ」(笑い)とおっしゃるので、「共産党ではだめですか」と私が返すなど、どこでも終始、フランクに話ができました。